オーストラリアの農業ロビー団体と農村コミュニティは、グレートアーテシアン盆地での二酸化炭素回収試験に反対しており、それが支えている130億ドルの経済活動への潜在的な損害を懸念している。

オーストラリアの農業ロビー団体と農村コミュニティは、同国最大の淡水資源であるグレートアーテシアン盆地で提案されている二酸化炭素回収・貯留(CCS)試験に介入し、中止するよう政治指導者に求めている。 農業擁護団体のAgForceは、グレンコアの子会社であるカーボン・トランスポート・アンド・ストレージ・コーポレーション(CTSCo)による3年間の試験に反対する運動を展開している。CTSCoは、石炭火力発電所から絶壁砂岩の帯水層に最大33万トンのCO2を圧入する計画だ。 アグフォースは、この治験がオーストラリア全土の130億ドルの経済活動を支えている流域全体に損害を与える可能性があると懸念している。

February 21, 2024
10 記事