2024 ESMO会議は,T-DXdが HER2陽性乳がんの進行における,有意な進行性生存と脳腫瘍減少を示したことを示しています.

Dana- Farber Cancer Instituteが主導した臨床試験では,T- DXdが HER2陽性乳がんの進行した脳転移に対して有効であることが明らかになりました. DESTINY- Breast12試験では,平均進行性生存期間は17. 3ヶ月で,患者の71%が脳腫瘍の減少を経験し,90%が治療後1年生存しました. ESMOの2024年会議で発表された研究結果は,T-DXdが重要な治療法である可能性を示唆しています.

September 13, 2024
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